4月9日

郷古簾のヴァイオリンリサイタルに行ってきました。演奏曲目はオールベートーヴェンプログラムで次の通りです。昨年の郷古簾の演奏会のプログラムでは、1番、2番、3番、5番でしたので、1番から8番までを聴いたことになります。
ヴァイオリン・ソナタ第4番
ヴァイオリン・ソナタ第6番
ヴァイオリン・ソナタ第7番
ヴァイオリン・ソナタ第8番

1番から8番までを聴いてくると、曲の構成が次第に複雑になり、ダイナミズムも向上して、次に9番のクロイツェルが来ることを予感させるものがあります。演奏は加藤洋之の強靭なピアノの打鍵の縦糸を郷古簾の切れの良いストラディバリウスの横糸が紡いでいるのを見るようでした。