3月8日

地元のホールで開催されたチェンバロコンサートに行ってきました。「ヴィルトゥオーゾの記譜」と題して、バッハ、ジェミニアーニ、バベルなどの曲が演奏されました。バッハがVivaldiのバイオリン協奏曲から編曲したチェンバロ協奏曲、ジェミニアーニが自身のバイオリン曲から編曲したチェンバロ曲、ウィリアム・バベルが自身のオリジナル曲とヘンデルのオペラのリカルドから編曲したものを組み合わせた組曲風のものなどに引き続き、バッハのパルティータ第2番などが演奏されました。やはりパルティータ第2番が聴きごたえがありましたが、編曲ものもオリジナルとの違いを想像しながら聴く楽しみがあります。リカルドのアリアなどは、ソプラノのアリアからの編曲ですが、ソプラノのビブラートがチェンバロの装飾音符風になったりして興味を引きました。

いにしえのひびきにのせてチェンバロコンサートプログラム2017.3.7