12月11日

コンサート・オーディオ行事予定に掲載済のバロックアンサンブルを聴いてきました。演奏は、ヴァイオリン・ソロ&音楽監督のアマンディーヌ・ベイエとアンサンブル・リ・インコーニティで、演奏曲目は次のとおりです。

パッヘルベル:「音楽の喜び(1695)」よりパルティータ第5番ハ長調

ビーバー:「ロザリオのソナタ」より第10番 磔刑ト長調

パッヘルベル:「音楽の喜び」よりパルティータ第2番ハ短調

ビーバー:「ロザリオのソナタ」より第7番 むち打たれヘ長調

パッヘルベル:4声のパルティータト長調 ビーバー:「ロザリオのソナタ」より パッサカリアト短調

パッヘルベル:「音楽の喜び」より パルティータ 第4番 ホ短調

パッヘルベル:カノンとジグニ長調

写真は演奏会場を写したTV画像ですが、チェンバロをポジティブオルガンの上に載せたものが使われ、演奏者が楽器間を移動することなく二つの楽器を演奏していました。また、ソロヴァイオリンは曲によって持ち替え、通常のGDAEの調弦での演奏とそれ以外の調弦をしたソコルダトゥールダ奏法を行っていました。古楽のオリジナリティを尊重した奏法で現代的な解釈やことさら技巧を誇示することなく、好感のもてる演奏でした。CDを2枚買ってきましたのでディスコグラフィーのページで紹介します。

研究室日誌2016.12.11画像