8月21日

 

8月8日の研究室日誌で少し触れたとおり、AVAC大阪梅田店において、FIDATAと手持ちのDACのmicro iDSDのUSBケーブルでの接続テストを実施し、11.2MHzDSDまでの再生で概ね問題を認めず、音質的にも満足いくものであることを確認できましたが、この組み合わせで、アプリのKinskyでDSD音源再生ができない問題が発生しました。メーカーへの質問を行ったところ、販売店経由で回答があり、当日の「DoP設定」に問題があったのでその確認に行ってきました。さらにその後、ルーターとFIDATAの接続のモード設定(APモードvs..ルーターモード)およびPCやスマフォからNASであるFIDATAの内容を確認したり、設定したりする「LAN DISKコネクト」や「MagicalFinder」のインストールが必要なこと(これまでの試聴会などでは一切触れられていない。)、マニュアルが散在していて、どの段階でどのマニュアルを見てどのように設定すればいいのか分かりにくいことなどが明らかになってきましたので、質問事項を準備して再度確認を行ってきました。以上については、概ね理解が得られたのですが、一方では、FIDATAとIOデータ機器のルーターの組み合せでは、メーカーの指定するモード設定が不安定で、Baffaloのルーターと組み合わせると、うまくいく珍現象も発生しました。その足でASCに行って、次回M谷氏と訪問してDELAで再度試聴を行う際のPCM音源などを渡してきました。ASCには、オーディオセッションin Osaka 2015でのBaffaloのDELAのデモで見せていた簡易ルーターの試作機の製品版がありました。AVAC、ASCの双方には、メーカー情報提供の在り方やFIDATA、DELAともオーディオ機器という側面とNASであるというPC周辺機器の側面があり、必ずしも双方の側面に通暁していないユーザーへのサポートの在り方に関する問題提起と販売店がユーザーを代表して積極的にメーカーにものを言って欲しいという要望を伝えました。