11月29日

伝統あるウイーン弦楽四重奏団のコンサートに行ってきました。今回が最後の訪日とかで、ハイドンの「皇帝」、ドヴォルザークの「アメリカ」、シューベルトの「死と乙女」が一挙に聴けるということで楽しみにしていました。弦楽四重奏と言えば、パッションと技巧がぶつかりあう緊張感が聴きどころですが、さすがに50周年を迎えた、ウイーンの伝統に根差したグループだけに、音楽が自然に流れ出すような演奏でした。特に2楽章は抒情溢れる美しさがありました。最近収録のCDを買ってきましたのでディスコグラフィーのページで報告いたします。

研究室日誌11.29画像