11月24日(1)

11月15日の研究室日誌でベルリンフィルのDigital Concert Hallの視聴を再開したことを述べ昨日はライブ演奏のネット中継を録音しました。こういったストリーミングサービスの音質に関連しそうなネット回線の現状について調べてみました。NTTの光回線の引き込みは、まず光モデムに入り、そこから加入者網終端装置のCTUにLANケーブルで入ります。屋内のLANには無線LANを使用していますので、このCTUからBuffaloの無線ルーターにLANケーブルで入ります。さらに、無線ルーターにはLANケーブルでBuffaloのNASがぶら下がっており、音楽ファイルをここに収納しています。この他に光電話用のユニットがありますが、これはオーディオには関係がありません。以上からストリーミングサービスの音質に関連しそうなLANケーブルは2本で、NASから読み出す場合はLANケーブルが1本あります。NAS用のLANケーブルはAIM電子のオーディオグレードに替えていますが、ストリーミングサービスの音質に関連しそうなLANケーブルはNTTが設置していったそのままですので検討の余地があります。光回線の引き込み箇所はもともと固定電話の引き込み場所であり、キッチンに近いので電子レンジやIH調理器、冷蔵庫、炊飯器、食洗機などなどからのノイズを受けており、現に電子レンジの使用は聴いて分かるほど音質に影響しています。それ故、ストリーミングサービスの音質向上のために、シールド性能に優れたLANケーブルへの交換やLANアイソレーターを検討してみたいと考えています。