7月19日(2)

河口無線の試聴会とかけもちで、上新電機日本橋1番館で行われたKORGのDSD対応DACシリーズの試聴会に行ってきました。

アナウンスではKORGのDACの試聴会をいうふれこみでしたが、DACは展示だけで、DS-DAC-100を少し聴かせてもらった後、MR-2000sBK2台を同期させた4チャンネルDSD音源をじっくり聴かせてもらいました。

MR-2000sBKのマスターの方から4チャンネルのフロント2チャンネルのWSDフォーマットの音源を再生し、スレーブの方からリア2チャンネルのWSDフォーマットの音源を再生するものです。マスターのMR-2000sBKの信号はアキュフェーズのC3800経由でA-70でソナースファベールクレモナMを駆動し、スレーブからの信号はC2820経由でA-200モノ×2台でオリンピカ2を駆動していました。

録音はショパンコンクールのバックを務めるワルシャワフィルの本拠地で、ショパンコンクールのBS録画などで経験しているホールの響きの良さや低音の回り込みの印象が、これまで聴いてきたサラウンドにはないような、よりリアルに再現できていました。

音源は現在市販予定で評判となっている次のものです。

ドビュッシー「海」/ラヴェル「ラ・ヴァルス」SACD+ハイレゾデータDVD-R :北村憲昭指揮ワルシャワ・フィルハーモニー・オーケストラ http://ovo.kyodo.co.jp/news/music/a-511976

http://www.eonet.ne.jp/~audio-interior/onGDiary2014.html

北村マエストロも同席され、マイクの立て方など録音のありさまや録音エンジニアのお考えについて説明があり、大変参考になりました。今後の音源の頒布は、盤だけでなく、媒体や配信やそれらのフォーマットの詳細はフレキシブルということでしたので楽しみです。上記のようにディジタルレコーダーで録音したものがそのままディジタルレコーダーで再生できるようなかたちで提供してもらえるようになれば、サラウンドに限らず、メリットは大きいと思います。

席上配布された資料を添付いたします。提供音源表は暫定的なもののようです。提供音源表は見にくいのでnkbのサイトなどでご確認ください。

http://www.nkb-ga.com/seisaku/cd.htm

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