6月1日

コンチェルト・ケルンのバッハとヘンデルの管弦楽とカンタータのコンサートに行ってきました。コンチェルト・ケルンは、Freiburger Barockorchesterおよびベルリン古楽アカデミーとともに三つのメジャーなドイツの古楽器アンサンブルで、奇しくもこれらすべてを聴くことができました。ソプラノのヨハネッテ・ゾマーも実力派でいろいろな賞を受賞しています。今回のコンチェルト・ケルンのメンバーは選抜メンバーと客員メンバーで構成されていますが、アンサンブル、そしてソプラノとも息があっていましたし、古楽器らしい雅で美しい音色がしていました。三つのアンサンブルがどうかと聞かれれば、これも奇しくも訪問した3都市の印象に沿ったものでした。重々しいベルリン、中世からの大学や教会を持つ伝統のフライブルグ、これらに比してライン川に沿った開放的なケルンという町の印象が音楽に反映されていたように感じました。

研究室日誌6.1画像