1月19日

地元のホールで開催された、森麻季&冨田一樹コンサート~ソプラノとオルガンの響き~と題した、二つのテーマのプログラム構成での共演を聴いてきました。

【出演】

森 麻季(ソプラノ)

冨田 一樹(パイプオルガン)

「バッハ、イタリアへの憧れ」

【曲目】

J.S.バッハ あなたがそばにいたらBWV508

J.S.バッハ/グノー アヴェ・マリア

G.カッチーニ 麗しのアマリッリ

S.ローザ そばにいることは

A.ヴィヴァルディ 来て、いとしい人よ

J.S.バッハ 前奏曲とフーガ ロ短調BWV544(オルガンソロ)

A.ストラデッラ 教会のアリア

「バッハとヘンデル-1685年生まれ、二人の名曲」

【曲目】

J.S.バッハ マタイ受難曲BWV244より 哀れみ給え、わが神よ 愛ゆえに

J.S.バッハ 前奏曲とフーガ ホ短調BWV548「楔」(オルガンソロ)

G.F.ヘンデル 歌劇「リナルド」より 涙の流れるままに

G.F.ヘンデル 歌劇「エジプトのジュリオ・チェーザレ」より

つらい運命に涙があふれ

森麻季は音楽番組の放送でよく聴いていますが、透明感あふれるソプラノが、音量を押えてのオルガン伴奏でホールに響きわたる様は放送ではわからなかった美しさを感じます。バッハの宗教曲などのアリアでは、ヴィブラートは抑え気味で、また、ヘンデルの歌劇のアリアでは、転がるようなヴィブラートで表現力豊かに歌い上げていました。富田一樹のオルガンソロは、音量も豊かに豪快に響きわたっていました。森麻季のCDを求めてきましたので、ディスコグラフィーのページで紹介いたします。