9月24日

ゲヴァントハウス弦楽四重奏団の演奏を聴いてきました。

演奏

ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

第1ヴァイオリン フランク=ミヒャエル・エルベン

第2ヴァイオリン チョ・ユンジン

ヴィオラ     アントン・ジヴァエフ

チェロ      ユルンヤーコプ・ティム

ピアノ      仲道郁代

コントラバス   加藤雄太

曲目

ハイドン:弦楽四重奏曲第77番「皇帝」

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」

シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」

(ピアノ:仲道郁代 コントラバス:加藤雄太)

弦楽四重奏は、対話とそのリレーが音楽で表現されたようなものです。そういう意味では、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団は、チョ・ユンジンが新しく加わっても、絶妙のタイミングでの受け渡しや、ある時は激しい議論を交えたような対話が聴き取れます。また、セリオーソでは、強奏でも、消え入るような弱音でも美しい弦の響きは変りません。鱒ではコントラバスに近い席でしたので、コントラバスの役割が良く分かりました。惜しむらくはピアノ5重奏でのピアノのリーダーシップがもう少し強く出て欲しかったです。