9月21日

地元のホールで開催されたチェンバロコンサートに行ってきました。ラモーのクラヴサン・コンセール-調和の華-と題してラモーの作品集が演奏されました。前半は、チェンバロの独奏、後半はヴィオラ・ダ・ガンバとバロック・ヴァイオリンが加わってのクラヴサン・コンセールが演奏されました。

【出演】

中田聖子(チェンバロ)

中西歩(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

河内知子(バロック・ヴァイオリン) 

【曲目】

ジャン=フィリップ・ラモー

「クラヴサン曲集第2巻」より、ミューズたちの語らい、ため息、キュクロブス

「新しいクラヴサン組曲」より、アルマンド、クーラント、サラバンド、凱旋 、ガヴォット

「新しいクラヴサン組曲」より雌鶏、ソヴァージュ、エジプティアンヌ

「クラヴサン・コンセール第1番」より、クリカン、リヴリ、ヴァジネ

「クラヴサン・コンセール第5番」より、フォルクレ(フーガ)、キュピ、マレ

チェンバロを中心としたラモーの音楽を堪能できましたが、途中解説も入って、この時代の音楽について知ることもできました。当初のヴァイオリンは、ヴィオール属で占められていた宮廷音楽に取り入れてもらえなかったこと、ヴィオラ・ダ・ガンバの構造や奏法の解説、今回採用された調律などです。ヴィオラ・ダ・ガンバでは、見落としていましたが、f字孔ではなく、c字孔であること、フレットがあることなどです。このフレットは、調律の際、アーチリュートのように固定ではなく、移動できるのかどうか、当日の調律はラモーのミーントーンだったのかどうかなど、確かめたいこともあります。こういった時代背景や楽器の知識を持って、聴いていくとより深く楽しむことができます。