9月16日

地元のホールで開催された、冨田一樹のパイプオルガンと杉山恵梨のヴァイオリンという組み合わせの「パイプオルガンが奏でる華麗なる変奏曲の調べ」と題した演奏会に行ってきました。演奏曲目は次のとおりです。

J.P.スヴェーリンク:変奏曲「大公の舞踏会」

グリーンスリーブス変奏曲

J.S.バッハ:コラール「おお罪なき神の子羊」BWV656

パッヘルベル:カノン ニ長調

J.H.シュメルツアー:ソナタ第2番 ヘ長調

H.I.F.ビーバー:ソナタ第1番 ニ短調

J.S.バッハ:パッサカリア ハ短調 BWV582

研究室日誌2018.9.16パンフレット

パイプオルガンとヴァイオリンのデユオでは、ノンヴィビラートのバロックヴァイオリンとオルガンの音色がうまく調和していました。パッヘルベルのカノンのオルガン編曲では、カノン形式であると同時に変奏曲の要素も加わっているとのことでした。圧巻は、バッハのパッサカリアで、バッハらしい壮大な構成のオルガンソロが、国際バッハコンクールオルガン部門で第一位受賞の実力のある冨田一樹の演奏が迫力ある演奏を聴かせてくれました。