1月7日

ワルシャワフィルハーモニーの演奏を聴いてきました。指揮はヤツェク・カスプシック、ピアノはシャルル・リシャール=アムランで演奏曲は次の通りです。

パデレフスキ:序曲 変ホ長調
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番
ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界より」

ワルシャワフィルハーモニーと2015年ショパンコンクール2位のアムランのショパンは演奏が始まったとたん、これはショパンコンクールの音だと分かります。新世界は新天地アメリカを想像させるものでもなく、牧歌的なボヘミアの土地を彷彿とさせるものではなく、陰影の濃いメランコリックで重厚なポーランド風の新世界です。カスプシックの指揮の下、ワルシャワフィルの熱演はこういった新世界もあってもいいのではないかという説得力がありました。アムランのショパンコンクールのライブ録音のCDを買ってきましたのでディスコグラフィーのページで紹介します。