10月10日

フォンス・ムジケという古楽アンサンブルを聴いてきました。演奏曲は次のとおりです。

C.モンテヴェルディ(1567-1643):主よほめたたえよ
T.メールラ(1594/95-1665):子守歌による宗教的カンツォネッタ「今や眠りの時」
B.ストロッツィ(1619-1677):恋するエラクレイト「恋する人たちよ聞いておくれ」
J.S.バッハ(1685-1750):協奏曲二長調BWV972
※チェンバロ・ソロ(原曲=アントニオ・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲op.3-9)
B.ストロッツィ:もしあなたがそう望むなら、私はそれで構わない
B.ストロッツィ:何ができよう?
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番よりプレリュード-サラバンド-ブレー ※テオルボ・ソロ
G.B.ボノンチーニ(1670-1747):チェロと通奏低音のためのソナタ
G.F.ヘンデル(1685-1759):カンタータ ルクレツィア-「おお、永遠の神々よ」HWV145

抑制の効いたストロッツィから華やかなヘンデルまで、清らかなソプラノとそれを支える、チェンバロ、テオルボ、バロックギター、バロックチェロの柔らかい音色が魅力的でした。バッハの無伴奏チェロ組曲は、ギターの編曲で聴く機会が多いのですが、テオルボのソロも滋味深い演奏でした。フォンス・ムジケのCDを求めてきましたので、ディスコグラフィーのページで紹介します。